『ギニア湾の悪魔』関連イベント開催!(7/19 紀伊國屋書店新宿本店)

ギニア湾の悪魔』著者の村津蘭さん、『セネガルの宗教運動バイファル』(明石書店)著者の池邉智基さん、『躍動する聖地』(春風社)著者の江端希之さんによるトークイベントが開催されます。

日 時:2023719日(水)18:3020:00(開場:18:10
会 場:紀伊國屋書店新宿本店3 アカデミック・ラウンジ)

参加費:無料

村津蘭 × 池邉智基 × 江端希之
「アフリカの宗教にせまるーイスラーム、キリスト教、在来信仰

参加ご希望の方は、こちらのフォームからご予約いただけます。

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アフリカの宗教は、大きくキリスト教、イスラーム、在来信仰に分けることができます。この中で、村津蘭さんはキリスト教・妖術を、池邉智基さんはイスラームを、江端希之さんは在来信仰を主題として、文化人類学的な研究をしてきました。

本イベントでは、今年1月~3月に発刊した各々の書籍をもとに、3人が対象とする宗教の特色や現代的な動きを語ることで、現代アフリカの宗教を横断的に浮き彫りにします。それぞれが長期フィールドワークで蓄積した写真や映像、経験談なども交え、アフリカの宗教の彩りと面白さをお伝えします。
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■村津蘭


東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。
今年1月に、『ギニア湾の悪魔――キリスト教系新宗教をめぐる情動と憑依の民族誌』を刊行。
西アフリカ・ベナン共和国で、近年興隆するキリスト教系新宗教に焦点をあてた研究をしてきた。著作を元にして、アフリカにおけるキリスト教の趨勢や在来信仰や妖術との関係、悪魔の憑依などについて語る。

■池邉智基


東京大学大学院総合文化研究科特別研究員。
今年3月に、『セネガルの宗教運動バイファルーー神のために働くムスリムの民族誌』を刊行。
西アフリカ・セネガルで、バイファルと呼ばれるイスラームの宗派を研究してきた。著作を元にして、アフリカのイスラームと、信仰が労働など生活実践に深く密接したバイファルの特異性について語る。

■江端希之


和布刈神社(北九州市)、京都大学アフリカ地域研究資料センター特任助教。アフリカと日本の「異界」を行き来する、旅するアフリ神主。日本唯一のマダガスカル国家後任の伝統治療師。今年3月に、『躍動する聖地――マダガスカル・イメリナ地方におけるドゥアニ信仰の生成と発展』を刊行。
マダガスカルの在来信仰ドゥアニを、現地の呪術師協会の資格を取得するなど現地の文脈に溶け込みながら調査してきた。現在、神道の権禰宜でもある。著作を元にして、日本の神道とドゥアニの類似性と相違点、在来宗教のダイナミックな変化などを語る。

※江端氏の登壇は日程や交通事情により、オンラインとなる可能性もある。

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