『奴隷・骨・ブロンズ』が図書新聞で書評されました!

井野瀬久美惠『奴隷・骨・ブロンズ――脱植民地化の歴史学』が図書新聞(2025年8月16日)で書評されました!
評者はイギリス帝国史・ジェンダー史の並河葉子さん。「スリリングで疾走感あふれる筆致」に誘われ、「時空間を縦横無尽に駆け巡る書き手の思索と探究の旅に引き込まれる」。反帝国の動きが問うた「正義」の怪しさ、非ヨーロッパ世界発の「知」の潮流、近代ヨーロッパの「人道」の再考など、本書が掘り起こした歴史の意味に分け入り、最後に「一つ一つのエピソードが見事につながり、過去と現在があらためて架橋される」と評してくださいました。

▶図書新聞(2025年8月16日)

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