『働きたいのに働けない私たち』イベント開催!(8/1 東京)

『働きたいのに働けない私たち』(世界思想社)&『私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない』(大和書房)刊行記念 
「女が働くこと」を考える(登壇者:小山内園子、すんみ、尹怡景)

日時:8/1(金)19:30-21:00(19:10開場)
会場:UNITÉ(ユニテ)
参加費:来店参加1980円/オンライン参加1320円

働く意志も能力もあるのに、企業の中核で働き続ける機会も環境も与えられない女性たち。正社員になれずとも、名刺を持っていなくても、働き続けてきた女性たち。男尊女卑の強い社会で、コアな労働市場から疎外されながら、それでも女性たちは労働し、家事や育児、介護を引き受け、社会を底から支えてきた。少子化という静かな抵抗が広まるなかで、誰もが尊厳と矜持をもって働ける社会をいかにつくっていけるのか

チェ・ソンウン『働きたいのに働けない私たち』、京郷新聞ジェンダー企画班『私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない――韓国、女性たちの労働生活史』の刊行を記念し、翻訳者の小山内園子さん、すんみさん、尹怡景さんが鼎談します。「女が働くこと」について、一緒に考えてみませんか?

【登壇者紹介】
小山内 園子(おさない・そのこ)
韓日翻訳家、社会福祉士。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』(岩波書店)、チョ・ナムジュ『耳をすませば』(筑摩書房)、『私たちが記したもの』(すんみとの共訳、筑摩書房)、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』(白水社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』(すんみとの共訳、タバブックス)など、著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』(NHK出版)がある。

すんみ
翻訳家。早稲田大学大学院文学研究科修了。訳書に『コマネチのために』(チョ・ナムジュ、筑摩書房)『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』(チョン・セラン、早川書房)、共訳書に『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(イ・ミンギョン、タバブックス)、『韓国、男子―その困難さの感情史』(チェ・テソプ、みすず書房)などがある。

尹 怡景(ゆん・いきょん)
韓国・ソウル生まれ。慶應義塾大学大学院で文化人類学を学ぶ。訳書に『差別はたいてい悪意のない人がする』(キム・ジヘ、大月書店)、『夢を描く女性たち イラスト偉人伝』(ポムアラム、タバブックス)『私もまだ、私を知らない』(ホ・ジウォン、祥伝社)、『家族、この不条理な脚本』(キム・ジヘ、大月書店)などがある。

《申込方法》
UNITÉ(ユニテ)のイベントページからお申込みください。
https://www.unite-books.com/event

《主催・会場》
本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)
https://www.unite-books.com/
 

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