『居場所のなさを旅しよう』が『週刊読書人』で書評されました!

『居場所のなさを旅しよう』が『週刊読書人』(2024年1月26日)で書評されました。

評者は、詩人の白井明大さん。

「沖縄と日本の間で宙ぶらりん」の自身を重ね、本書を「居場所のなさを抱えながら、自分の道を旅するための」「問いかけの本」と評してくださいました。

「居場所のなさの感覚を否定しないこと、理解の及ばない他者に心を開くこと」を本書の重要なメッセージとして読みこみ、「はざま、すきま、中途半端な居心地の悪さに身を置くことで見えてくるものがあり、出会える人がいる」と経験を交えて述べておられます。

「押しつけられる非対称な関係性」は遠くへ行かずとも、日々の生活のなかにもある。しかし、居心地が良い人には見えにくい。その関係性に気づき乗り越えるには「勇気と努力が要る」。それでも、だからこそ、新たな関係性を求めて「答え難さに満ちている」世界を旅しよう。そんなふうに誘ってくれる書評です。

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