『自閉症が文化をつくる』(竹中均)の「はじめに」を公開しました

『自閉症が文化をつくる』(竹中均)の「はじめに」を公開しました。

その一部を以下にも抜き書きします。

人間文化には、時と場所を超えて自閉症的側面があるのではないか、言い換えれば、自閉症的であることは、何かの単純な欠如(例えば、社会性の欠如)ではなく、「健常」とは別様の一形態と見た方が適切なのではと考えてみたいのです。

 そのような見方によって、障害者としての「生きづらさ」が解消するわけではありませんが、生きづらさを一つの文化として昇華させることもありうるように思えます。

生きづらさ自体は容易には他者から共感されません。

しかし、生きづらさとともに生み出された文化ならば、ある種の共感を呼び覚ましやすいという潜在力を持つのではないでしょうか。

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