電子書籍

女性ホームレスとして生きる (電子書籍)

貧困と排除の社会学

女性ホームレスとして生きる
フォーマット:
電子書籍 単行本
著者 丸山 里美
ジャンル ジェンダー
出版年月日 2013/03/31
Cコード 3036
判型・ページ数 4-6・304ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

女性ホームレスの知られざる生活世界に分け入り、女性が社会的に排除される過程を浮き彫りにする。路上にとどまる人びとの声に耳を傾け、自立を迫る制度の前提にある主体とは何か、意志とは何かを問い直す。第33回山川菊栄賞受賞。
はじめに

第1章 女性ホームレスのエスノグラフィに向けて
  1 ホームレス論の現在
  2 ホームレス論における女性の存在
  3 抵抗の主体と女性の排除
  4 フェミニズム研究における女性ホームレスの位置
  5 ポスト構造主義のジェンダーと主体
  6 調査の方法
  7 本書の構成

第2章 女性ホームレスとは
  1 隠れた女性のホームレス
  2 なぜ女性の野宿者は少ないのか
  3 貧困女性の生活実態
  4 ホームレスへといたる排除の過程
  5 女性ホームレスという問題

第3章 女性ホームレスを対象とした福祉体制の成立
  1 ホームレス型貧困政策と女性
  2 戦前の政策
  3 戦後の政策
  4 貧困政策における二つの女性像

第4章 福祉施設の利用とジェンダー規範
  1 福祉制度の内包する女性観
  2 女性ホームレスへの福祉的対応
  3 A宿泊所の概要
  4 利用者の生活史と入所の経緯
  5 処遇の方針と支援の方向性
  6 ひとつの社会的期待としてのジェンダー

第5章 女性野宿者たちの生活世界
  1 女性野宿者の生活史
  2 野宿生活の困難
  3 女性野宿者たちの生活戦術

第6章 野宿をすることと野宿を脱すること
  1 野宿者の抵抗と主体性
  2 野宿生活の意味
  3 創発する共同性
  4 彼女たちの「選択」
  5 断片的であること

第7章 変化のプロセス
  1 支援のはたらきかけと時間の流れ
  2 「女のおしゃべり会」
  3 女性野宿者の生活史と野宿生活の状況
  4 居宅生活へ
  5 「意志」なるもののありか
  6 主体となるプロセス

第8章 主体化の魔力に抗して
  1 主体への着目と女性の排除
  2 主体化の問題
  3 ケアの倫理
  4 自立と依存
  5 自立能力の涵養
  6 未来を構想すること

おわりに

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加