辺境の想像力

エチオピア国家支配に抗する少数民族ホール

辺境の想像力
著者 宮脇 幸生
ジャンル 人類学・民俗学
出版年月日 2006/02/28
ISBN 9784790711742
判型・ページ数 A5・524ページ
定価 本体6,500円+税
在庫 在庫あり

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エチオピア西南部に生きるクシ系農牧民ホール。彼らは、いかにしてみずからの「辺境性」を引き受け、支配に抵抗し、中央をまなざしてきたのか。「国家」と「伝統」の間で、彼らが直面する辺境のジレンマと、新たな生き残りの試みを描き出す。
辺境のジレンマ
序章 構築される辺境

●第I部 空間のイデオロギー
第1章 ホールの地へ
第2章 サバンナと氾濫原のコスモロジー ― 生業の実践を通して見たホールの生活空間
第3章 権力・身体・空間 ― ホールの家父長制支配と空間の構築
第4章 敵の血は甘い ― 戦いのイデオロギーと外部の創出
第5章 美しき祝福と呪詛の力 ― カウォットをめぐる象徴の構造

●第II部 出来事の歴史
第6章 移動と混交の民族史 ― トゥルカナ湖周辺(1800-1900年)
第7章 帝国のはざまで ― エチオピアへの併合と辺境の紛争(1897-1935年)
第8章 帝国統治の崩壊 ― イタリア占領と地方統治システムの変容(1936-1941年)
第9章 アムハラの毒 ― 仲介者の権力と民族間紛争(1941-1974年)
第10章 光と闇 ― エチオピア革命とホールの近代(1974-2002年)

●第III部 抵抗と救済
第11章 喪失と救済 ― 帝国の侵略と支配をめぐる歴史記憶
第12章 風の精霊たち ― アヤナ憑依霊カルトと家父長制支配への抵抗
第13章 ネットワークをつむぐ者 ― ある仲介者の伝統と近代を融合する試み

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