結婚と死をめぐる女の民族誌

ケニア・ルオ社会の寡婦が男を選ぶとき

結婚と死をめぐる女の民族誌
著者 椎野 若菜
ジャンル 人類学・民俗学
出版年月日 2008/04/20
ISBN 9784790713234
判型・ページ数 A5・414ページ
定価 5,280円(本体4,800円)
在庫 在庫僅少

この本に関するお問い合わせ・感想

性をめぐる欲望と感情は尽きることがない。それを満たすために男女が結ぶ関係は、まさにさまざまである。ケニアのルオ社会では、夫を亡くした妻は「墓の妻」になるという。彼女らの生き方を、ともに暮らした著者がトータルに描いた注目作。
第I部 序
第1章 夫亡きあとの社会制度
第2章 ルオ社会

第II部 ジェンダー、セクシュアリティと結婚
第3章 ルオ人のライフサイクルと生活居住空間
第4章 結婚の方法とその変化
第5章 結婚におけるセクシュアリティとジェンダー
第6章 慣習的規範と性―ドゥオンとチラ

第III部 代理夫を選択する―テール関係とは
第7章 人が死んでしまったとき
第8章 テール関係を結ぶ

第IV部 伝統的慣習の利用
第9章 寡婦をめぐる多面的なテール関係
第10章 男によるテール関係の利用
第11章 ライフサイクルにおける結婚とテール関係
第12章 町に出た寡婦たち

おわりに
あとがき
参考文献
人名索引
事項索引

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