自然の現象学

時間・空間の論理

自然の現象学
著者 中 敬夫
ジャンル 哲学・思想・宗教
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2004/05/30
ISBN 9784790710585
判型・ページ数 4-6・252ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 在庫僅少

この本に関するお問い合わせ・感想

「自然」についての著者一連の現象学的研究のなかから、特に根源的な時間・空間経験の問題を出発点として、現代哲学のもろもろの有力な立場と対決しつつ、〈多における一〉〈一なき多〉の根底に、〈多なき一〉〈一における一〉の論理を析出する。
●第一章 一にして不可分の空間(の)経験
  ― スピノザ、フッサール、ビラン

●第二章 『物質と記憶』における緊張(tension)と伸張(extension)

●第三章 瞬間のなかの持続
  ― フッサールとベルクソンの調停の試み

●第四章 〈一なき多〉の場の自己経験としての〈多なき一〉
  ― レヴィナス多元論の批判の試み

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